Sandvik Coromant logo

CoroDrill® DE10

穴あけ加工用ヘッド交換式ドリル

3–8×DCドリルを適用する

3×D~8×Dまで推奨送りは同一です。適用された切削条件は推奨事項の範囲内である必要があります。

CoroPlus®ツールガイド

CoroPlus® ツールガイドで最新の切削条件をご確認ください。被削材のパラメータを設定すると、システムが開始値の切削条件を生成します。

工具の選定

取り付けキー

取り付けキーは全ドリルに対応し、各ドリルに同梱されています。組付け工程中の視認性が向上し、簡単にリサイクルが可能です。

型番: 5680 300-01

プラスチックカバー (カラー付き)

プラスチックカバーは、人間工学的改善により、超硬の破片飛散の危険性を回避します。シースルーデザインとガイドカラーにより、使いやすくなっています。

型番: 5680 300-20

取付け要領

  1. インターフェースの工具寿命を最大限に延ばすために、ドリルヘッドを取付ける前に接触面を潤滑してください。
  2. ドリルヘッドを、最終位置から約60度ねじってチップシートにセットします。レンチをグリップにセットします。
  3. ヘッドを取付け/取外します。

材種とジオメトリ

-M5ジオメトリ

  • すべての被削材に1つのジオメトリで対応

GC4334

  • 剛性が高くCr含有量の高い超微粒子母材に、Zertivo®技術を用いたPVDコーティング (AlTiN) を追加
  • 刃先安定性の向上による高い信頼性が、構成刃先とチッピングに対する耐性を強化

GC2334

  • 剛性が高くCr含有量の高い超微粒子母材に、Zertivo®技術を用いた薄い多層PVDコーティング (AlTiCrN) を追加
  • 高い信頼性とマージン部の欠けや剥離に対する耐性の向上


貫通穴の推奨事項

貫通穴の加工では出口で正確な穴径を得るため、PL + 1 mm を使用して、ドリル先端が穴の出口を完全に貫通していることをご確認くださいPL値はウェブサイトの製品ページをご参照ください。

ドリルヘッドインターフェースサイズDC 最小–最大、mmPL 最小–最大PL 最小–最大


mminch
09009.00–09.491.27–1.310.050–0.052
09509.50–09.991.34–1.380.053–0.054
10010.00–10.491.41–1.450.056–0.057
10510.50–10.991.48–1.520.058–0.060
11011.00–11.491.55–1.590.061–0.063
11511.50–11.991.62–1.660.064–0.065
12012.00–12.491.69–1.730.067–0.068
12512.50–12.991.76–1.800.069–0.071
13013.00–13.491.83–1.870.072–0.074
13513.50–13.991.90–1.940.075–0.076
14014.00–14.991.99–2.070.078–0.081
15015.00–15.992.13–2.210.084–0.087
16016.00–16.992.27–2.340.089–0.092
17017.00–17.992.41–2.490.095–0.098

難しい加工

注: これらの難しい加工は推奨されませんが、必要な場合は以下のガイドラインに従ってください。結果は、被削材とドリル長によって異なる場合があります。

傾斜面の入り際 傾斜面の抜け際 凸面凹面交差穴
前提条件角度 ≤ 10º角度 ≤ 30º表面の最小R: 4×DC表面の最小R: 1×DC交差穴の最小推奨径: 2×DC
切削速度、vc被削材用の推奨値を使する
送り、fn初回試行値、 推奨送りの1/3に下げる

組付け時の振れ

振れは、機械の状態、ホルダ、取り付けなどの影響を受ける。

推奨: ≤ 0.03 mm (0.0012 inch)
許容値: ≤ 0.06 mm (0.0024 inch)
許容外: > 0.06 mm (0.0024 inch)

旋盤加工

ワーク回転ドリルのアプリケーションにおいては、大きなミスアライメントは加工安定性および工具安定性に大きな影響を与えます。常に以下の推奨事項に従ってください。

推奨 ≤ 0.10 mm (0.0039 inch)
許容値 ≤ 0.20 mm (0.0079 inch)
許容外 > 0.20 mm (0.0079 inch)

クーラント流量

  • 安全な切りくず排出には内部クーラントを推奨
  • 十分なクーラント供給量を確保し、オイルメーカーの推奨エマルジョン濃度に従う
  • 深穴加工の際は、切りくずを適切に排出するために十分なクーラント供給量を確保することが重要

推奨最小クーラント流量


ニュースレターでは最新の情報をご提供しています。

ぜひご登録ください。

account_circle

Välkommen,